美味しさの秘密は手間と愛情

伝えたい、母の味「おぼダレ」

唐辛子、胡麻、醤油等が原材料。もちろん詳細は企業秘密。手作りなので、もちろん添加物も入っていません。余分に入っているのは手間と愛情だけです。「おぼダレ」は混ぜる事でその風合いを引き出します。普通、水分と油分は混ざらないといいますが、愛情を込めて混ぜていくと不思議な事に、次第に繊細になり全体にしっとりとまろやかにそして優しく混ざっていくものなのです。深いコクがあり、甘いだけでなくちょっぴりきかせた唐辛子、まったりと優しく広がる風味豊かな「おぼダレ」は母の味です。

おぼダレの秘密

新鮮さが大切な「おぼダレ」は、お店で手作りをしています。
美味しさを、母の味を守る為に大量生産はしていません。手間と愛情をかけているからです。本当に時間がかかります。何でもスピーディーさが求められるこの時代に、あえて時間をかけて作るあげる事の大切さが、美味しさにあらわれていると信じています。
まず、りんごの皮を剥く事からタレづくりは始まります。一つ一つ皮をむき、切り分けて芯の部分を取り除き、おろし器で素早く丁寧におろしていきます。胡麻もその風味を損なわないように丁寧におろしていきます

いろいろと下準備ができたら、大きなボールに入れたとうがらしと砂糖に胡麻を混ぜ合わせていきますが、これも順番があります。ちょっとしたコツもあるのです。ひとつひとつの手順を踏みながら、そしてお客さまの美味しい笑顔を思い浮かべながら作っていくと、まるで育て上げる様な喜びが出てきます。やがて胡麻の香りが辺りに漂い美味しそうな予感がしてきます。
醤油はゆっくりとゆっくりと時間をかけて入れていきます。美味しくなれと心に思いながら、何回も何回も混ぜ合わせながらゆっくりと入れていきます。しばらくの時間ひたすら混ぜ合わせる事で深みのある色に変化していきます。
このゆったりとした時間が、深いコクがあり、甘いだけでなくちょっぴりきかせた唐辛子、まったりと優しく広がる風味豊かな母の味「おぼやのタレ」に大切なのです。

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